2021/11/16 10:38
こんにちはインターゼロです。
いよいよ11月も半ばになり、寒くなってまいりましたね。
木々も真っ赤に紅葉して、店頭は早くもクリスマスムードになってまいりました。
猛威を振るっていたコロナも落ち着き、少しずつ外出する機会も増えてきたかと思います。
今までステイホームなど色々制限されていた日々でしたので、急にせわしなさを感じている方も多いかと思います。
そんな方へ、今回は、お家でほっと一息つくとき、心安らぐおすすめの掛け時計と、
読書の秋・知識の秋にちなみまして、時計の歴史を少しだけお話いたします。
突然ですが、皆さんは時計がいつ頃出来たものかご存じでしょうか?
子供のころ、理科の実験などで習った方もいらっしゃるかもしれません。
ずばり、時計の始まりは、太陽の動きで木や岩の影を作り、それを元に時間を追う「日時計」です。
「日時計」は古代から西暦1300年まで続きましたが昼間の晴天時しか使えないなどの欠点があり、信頼性は低いものでした。
他にも、水時計や火時計、香時計など様々な時計が誕生しましたが、1336年「機械式時計」の発明によって、時計は「時を計る道具」として飛躍的に進化しました。
「機械式時計」はイタリアミラノにある宮殿礼拝堂の外壁に取り付けられ、公共時計として、鐘を鳴らすことで時を知らせていたそうです。
そしてこの時から、キリスト教の布教や「祈りの時間」を知らせる役割で、ヨーロッパの教会や市庁舎など都市の市民が多く集まる場所に、公共時計としての塔時計が建てられるようになりました。
またこのような経緯から、ラテン語の「鐘」を意味する「CLOCCA(クロッカ)」が語源になってCLOCK(クロック)という言葉が誕生しました。
現在でも多くの建物や教会に塔時計が残っておりますので、また自由に旅行が出来るようになったその日にはぜひ見てみてくださいね。
ちなみにこの時代の時計は、現在の時計とは違いおおまかな時間しかわかりませんでした。
時計の精度を一気に向上させたのは、「クリスチャン・ホイヘンス」という人物なのですが、よりマニアックな話になってきますので、
興味のある方はぜひ調べてみてください。
さて、今回は公共時計のお話をさせて頂きましたので、
インターゼロのCHAMBRE シリーズより、イギリスの学校や公園などで多く見られた公共時計をモチーフにした【CHAMBRE PUBLIC CLOCK】をご紹介いたします。
【CHAMBRE PUBLIC CLOCK】は、時代が進んでいく中で、祈りの時間を知る為のものから日常に欠かせないアイテムとなった「公共時計」がモチーフになっております。
一目で時刻を確認出来るウッドダイアルとモダンカラーのウッドフレームがポイントで、シンプルですっきりとしたプリティッシュスタイルの掛け時計です。
インターゼロのロングセラー商品で、この度多くのご要望を受けさらに便利な電波時計へリニューアル致しました。 カラーはBLACK・NAVY・CAFE BROWN・NATURALの4色となっておりますので、お気に入りを見つけてみてください。
約685年前の人々も、今と同じように時計を眺めていたんだなぁと思うと、ちょっと時計の見え方も変わってきますよね。
では、次回もまたお会いしましょう!
寒くなって参りましたので、皆様お身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。