2024/10/31 12:01
インターゼロのクロックは、高い木工技術をもつ日本各地の職人さんが一つ一つ丁寧に作ってくださっています。
今回は、その中でも天然木の美しいフォルムづくりが特徴の、郡上八幡の工場にお伺いしましたので、その様子をお届けいたします。
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積上げられたたくさんの木材。
この木材たちが職人さんたちの丁寧な作業によって、美しい円形に仕上げられていきます。
まずは木材を8つのパーツに切りだします。
このパーツを絶妙なバランスで組み上げ、8角形をつくります。
互いのパーツのバランスを計算することで、接着剤等を使わずにこの形をつくりあげているというので驚きです。
そこから時間をかけ、滑らかな手触りの美しい円形になるまで丁寧に研磨していきます。
毛羽立ちやささくれ、バリなどがないか職人さんの目と手で一つ一つチェックします。
こうして、8つのパーツを組み上げているとは思えない、美しい円形が完成します。
組みあがり、研磨された木枠は、塗師さんの手によって、塗装が施されます。
木目を残しながら、色ムラのない均一な仕上りになるよう熟練した目で確かめながら作業を行います。
規定の色になるまで、塗料を重ねていき、美しい木枠が完成します。
【次回へ続く】